それはあまりに突然だった。
イタリアの朝はとても気持ちがイイ。
さっぱりした風、広い空。日本ではなかなか味わえないな~。
なんて考えながら会社に行くために駐車場に向かった。
そこで見なれたいつもの風景に何かが足りない。
認めたくはないがあるべき物がない。
そう、車が無い。忽然と姿を消している。
あぁ~。
駐車場内に同じ車があったから、その持ち主が間違えて乗ってちゃったんだ!!
と納得するも、そんな訳がない。。
車のカギは手に握られている。。
居酒屋の靴じゃないんだから・・・。
さては、イタリアのテレビ番組のドッキリカメラか!!
どこかで隠し撮りしてるな!!
外国人を驚かそうったってそうはいかない。。
少し待っても赤いヘルメットは現れなかった。。
そろそろ認めなければならない。。
盗難。車盗難。
車、盗まれました。
早速通訳のイタリア人に連絡した。
車が無くなった旨伝えると、軽く吹き出しやがった。
そうだろう、俺も同じく吹き出しただろう。
人間、起こりそうもないことが起きると可笑しくなるものだ。
イタリアでは1時間に14台の割合で車が盗難にあっているらしい。
珍しいものではないのかも知れない。
確かに警察も現場検証などせずに、
落し物と同じ程度の対応だった。
日本で原付を盗まれた時の対応とは大違い。。
盗まれてから2カ月近くたつが、
警察からの連絡はない。
愛着湧いてたのになぁ~。
シルバーのゴルフ。
今頃は、哀れバラバラの部品にされて
方々に出荷されていることだろう。
ではまた~。
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