2016年5月18日水曜日

イタリアと日本の妊婦健診

イタリアで妊娠(自己検査薬で陽性)がわかったのが10月下旬。

その後の流れは以下の通りです。


海外生活での貴重な経験になったので、
イタリアで妊娠したい方や妊娠された方の参考になればと思い、書きますね。


①11月3日にホームドクター(1回目)を受診
  ・血液検査と尿検査の処方箋をもらう → 検査所に行き検査。結果を産婦人科に持参
  ・葉酸の錠剤を処方される        → 薬局で購入し(40日間飲む)
  ・産婦人科病院の決定と受診予約をするように言われる


②11月12日ホームドクター(2回目)を受診 
  ・血液検査と尿検査の結果の確認


③12月10日産婦人科(1回目)受診
  ・問診と体重や血圧の測定、お腹のエコー
  ・血液検査と尿検査の結果の確認
  ・日本の母子手帳のより簡素な記録用紙(右の写真)をもらう
  ・妊娠中の注意事項
   (イタリアらしいのは、生ハムやサラミは食べないように言われたことと、
    コーヒーは1杯は飲んでいいと言われたことくらいで、その他は日本と同    様の内容でした)
  
私が選んだ産婦人科の病院は、家からメトロやバスで行きやすい一番近い病院『POLIAMBULAMZA』にしました。毎回同じ先生に診てもらえるプライベート予約にしたので安心ですが、診察料は毎回120ユーロ(約15,000円)
ベテランの女医さんで高額でしたが、もう少し若い先生だと金額も安いそうです!!


④12月17日ホームドクター(3回目)受診
 ・血液検査と尿検査の処方箋をもらう → 検査所に行き検査。結果を産婦人科に持参


⑤1月14日 産婦人科(2回目)受診
  ・問診と体重や血圧の測定、お腹のエコー、性別判明
   ・血液検査と尿検査の結果の確認

⑥1月21日ホームドクター(4回目)受診
 ・血液検査と尿検査の処方箋をもらう → 検査所に行き検査。結果を産婦人科に持参


⑦2月18日 産婦人科(3回目)受診
  ・問診と体重や血圧の測定、お腹のエコー(詳しく診る)
     ・血液検査と尿検査の結果の確認



イタリアの医療制度はホームドクター制になっているので、処方箋はホームドクターが書いてくれます。
なので、専門医に行った後は報告に行ったり、処方箋を書いてもらうためにホームドクターを訪れなければなりません。血液検査や尿検査も病院では無く検査所で行うため、手間と時間がかかってしまいます!!

イタリアの産婦人科検診の様子はというと、
予約時間に行くものの、毎回1時間以上待ちました。
(医師は病院での出産等もあるため毎度のことのようです)

名前を呼ばれ診察室に入ると、記録用紙と検査結果を渡し、問診開始
問診では、こんな症状はあるかないかを聞かれ、あると答えても妊娠時の兆候だから大丈夫と安心させてくれます。

小部屋でズボン等を脱ぎ、診察台に乗ると触診とエコー開始
触診は日本のようにカーテンで仕切られたりせず、目の前で実施。
エコー時のジェルはお腹に乗せられた紙ナフキンで自分でふき取ります! 日本だと看護師さんが暖かい布巾で拭きとってくれますね。

エコーの写真は紙に印刷して渡されます。日本の写真と異なり、色あせる心配は無いですね。


日本に帰国後、
⑧3月10日 日本の産婦人科受診
事前に電話で出産希望と海外での受診ありとの旨を連絡しておき、 受診しました。
受診の際は、 イタリアでもらった記録用紙(母子手帳のようなもの)とエコー写真、血液検査結果等を渡しました。
総合病院なので、待ち時間はいつも長いのですが、初診で診察までにとても長かったのには、渡した記録等の確認と、診察しても安全な身体かを検討していたようです。


この後は、日本での検診を継続。
予定日まであと1カ月ちょっと。
マタニティライフをのんびり過ごしています~♪

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