椅子に座らせてエプロンをつけて「いただきます~」をしてから、
お粥をつぶしていたり、熱いのを冷ましたりしていると、
「早くちょうだーい!!」と怒りだし手が出てきます。
食欲旺盛で、最近のお気に入りはきな粉粥とかぼちゃのマッシュ。
日本から持ってきたベビーフードの白身魚(フリーズドライ)も気に入ったようで、美味しそうにニコニコ笑顔で食べています。
私が食べたり飲んだりしていると、じっと見てモグモグ口を動かしています。
離乳食をよく食べ、おっぱいもよく飲み、その後よく眠る愛娘。
そろそろ2回食にしてみてもいいのでしょうかね~
先日訪問した、ホームドクターの小児科の先生にもらった
離乳食の指示内容を紹介しますね。
[5ヶ月] 母乳の食事(12時)を、以下をベースにした『離乳食』に替える。
●野菜スープ200-250g
作り方(1リットルの水にジャガイモ100 g +人参100g +セロリ+ズッキーニ+レタスの葉を1時間半煮る。目の細かいこし器ですべてを漉す。)
●お米のクリーム状のもの 始めのうちの数週間はスープ用のスプーンに1匙。
次に、セモリーノ(semolinoは小麦粉のおかゆのようなものです。)、
シリアルフレーク、
小さいパスタ(スープに入れる、非常に小さなパスタのことです)と交互にしていく。
●オリーブオイルとパルメザンチーズ(1匙)
●凍結乾燥した肉(1パッケージの半分)または蒸して調理した肉
●果物:摩り下ろしたりんご+砂糖とレモン(少量)
[6ヶ月] 固形物の食事を導入する。
以下は一日のパターン。
① 8時:母乳
② 12時と20時:以下の離乳食
野菜スープにセモリーノかすり下ろしたパンをいれたうすいスープ
+野菜の裏ごし1匙
+オリーブオイルとパルメザンチーズ
+肉か魚(40/50g)
+ 果物(柑橘類の汁を加えた、りんご、梨、バナナ)
③ 16時:母乳かヨーグルト+砂糖+顆粒のビスケット
[7,8ヶ月] 固形物の食事
● 脂肪分の少ないチーズ
(肉か魚の代わりに、リコッタチーズ、モッツァレッラチーズ、ストラッキーノチーズ)、
● 半熟卵の黄身(1週間に2回)を導入する。
<医師により手書きで加えられた部分>
食事の間隔:1日5回、時間は7:00, 11:00, 15:00, 19:00 ,23:00
母乳が乏しくなってきた場合は、粉ミルクpolvere HUMANA 2を用いること。
ミルクの量:
1日5食のときは、1食につき200 g
1日4食のときは、1食につき250 g
日本の離乳食の進め方を勉強中の私には、
オリーブオイルとパルメザンチーズや凍結乾燥した肉など、
衝撃的な部分もありました。
まだ、オイルもチーズもあげようとも思ってませんが・・・
野菜スープにセロリやズッキーニを入れるところも、イタリアならではでしょうか。
野菜スープは、セロリの味を気にすることなく、
ドロドロ状で飲みやすいのか、愛娘は気に入ったようです。
イタリアのスーパーでベビーフードを見ると、
ウサギやヤギ肉の瓶詰めもあって、どうも買う気にはなれません・・。
日本から買ってきたレトルトのベビーフードは、美味しそうでいいですね~
イタリアと日本の離乳食の進め方はだいぶ違うようですが、
のんびり進めていきたいと思います~
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