2012年1月27日金曜日

イタリアの離乳食

もうすぐ7カ月になる愛娘は、離乳食を始めて1カ月が経ちました。



椅子に座らせてエプロンをつけて「いただきます~」をしてから、

お粥をつぶしていたり、熱いのを冷ましたりしていると、

「早くちょうだーい!!」と怒りだし手が出てきます。



食欲旺盛で、最近のお気に入りはきな粉粥かぼちゃのマッシュ

日本から持ってきたベビーフードの白身魚(フリーズドライ)も気に入ったようで、美味しそうにニコニコ笑顔で食べています。





私が食べたり飲んだりしていると、じっと見てモグモグ口を動かしています。

離乳食をよく食べ、おっぱいもよく飲み、その後よく眠る愛娘。

そろそろ2回食にしてみてもいいのでしょうかね~





先日訪問した、ホームドクターの小児科の先生にもらった
離乳食の指示内容を紹介しますね。





[5ヶ月] 母乳の食事(12時)を、以下をベースにした『離乳食』に替える。

野菜スープ200250g

作り方(1リットルの水にジャガイモ100 g +人参100g +セロリ+ズッキーニ+レタスの葉を1時間半煮る。目の細かいこし器ですべてを漉す。)



お米のクリーム状のもの 始めのうちの数週間はスープ用のスプーンに1匙。
   次に、セモリーノsemolinoは小麦粉のおかゆのようなものです。)、
  シリアルフレーク、
  小さいパスタ(スープに入れる、非常に小さなパスタのことです)と交互にしていく。

オリーブオイルパルメザンチーズ(1匙)

凍結乾燥した肉(1パッケージの半分)または蒸して調理した肉

果物:摩り下ろしたりんご+砂糖とレモン(少量)



[6ヶ月] 固形物の食事を導入する。

    以下は一日のパターン。

① 8時:母乳

② 12時と20時:以下の離乳食

    野菜スープセモリーノかすり下ろしたパンをいれたうすいスープ

  +野菜の裏ごし1匙

  +オリーブオイルパルメザンチーズ

  +40/50g

  + 果物(柑橘類の汁を加えた、りんご、梨、バナナ)

③ 16時:母乳かヨーグルト+砂糖+顆粒のビスケット



[78ヶ月] 固形物の食事
● 脂肪分の少ないチーズ
(肉か魚の代わりに、リコッタチーズ、モッツァレッラチーズ、ストラッキーノチーズ)、
● 半熟卵の黄身1週間に2回)を導入する。



<医師により手書きで加えられた部分>

食事の間隔:15回、時間は7:00, 11:00, 15:00, 19:00 ,23:00

母乳が乏しくなってきた場合は、粉ミルクpolvere HUMANA 2を用いること。

ミルクの量:

5食のときは、1食につき200 g

 1日4食のときは、1食につき250 g





日本の離乳食の進め方を勉強中の私には、
オリーブオイルパルメザンチーズ凍結乾燥した肉など、
衝撃的な部分もありました。


まだ、オイルもチーズもあげようとも思ってませんが・・・


野菜スープにセロリやズッキーニを入れるところも、イタリアならではでしょうか。

野菜スープは、セロリの味を気にすることなく、
ドロドロ状で飲みやすいのか、愛娘は気に入ったようです。




イタリアのスーパーでベビーフードを見ると、
サギやヤギ肉の瓶詰めもあって、どうも買う気にはなれません・・。

スーパーで買ってみみた離乳食です。
4か月~と表示された、リンゴと洋ナシのペーストです。
味見をしてみて、近いうちにあげてみましょうね~



日本から買ってきたレトルトのベビーフードは、美味しそうでいいですね~


 
イタリアと日本の離乳食の進め方はだいぶ違うようですが、
のんびり進めていきたいと思います~


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